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2009年06月05日

電気自動車が市場へ。



今日は「世界環境デー」です。
1972年12月15日に国連総会にて制定されました。

テレビでも、環境保全に関する番組やコマーシャルをやっていますね。

そんな世界環境デーに、次世代エコカーと言われる「電気自動車」の市場投入が三菱自動車より発表されました。
車の名前は「i-MiEV」(アイ-ミーブ)です。
現在発売されている軽自動車「i」(アイ)と見た目はほぼ同じで、ガソリンエンジンの変わりにモーターが搭載されています。

写真は、三菱自動車が電力会社向けにテスト用として貸与しているi-MiEVを福岡市内で撮影したものです。
それぞれの電力会社用の塗装がほどこされ、九州電力は白と青の構成となっています。
(九州電力にはこのi-MiEVの他にもトヨタのRAV4の電気自動車版も存在しています)

なぜ「発売」ではなくて「市場投入」かといいますと、まずは企業や自治体向けにリース商品として投入されるからです。

気になる個人向け販売は2010年4月頃で、受付開始が2009年7月からだそうです。

ハイブリッドではまだまだガソリンを多少使用しますが、このi-MiEVは電気のみで走行します。
よって、排出ガスが無いため、非常にクリーンな車として注目を集めています。
(電気を作る為には、どうしても排出ガスが出ますので、100%クリーンな乗り物とは言えない、という意見もあるでしょうが)

ただ、車として考えると、軽自動車規格ですので、やっぱり狭いです。
体の大きな人では長距離はちょっとツラいでしょうね。
電気自動車の課題としては、より低電力かつ軽量でパワフルなモーターの開発が必要になってくるのかもしれません。
当然バッテリーの重量や容量も課題となると思います。

三菱の他には、ホンダなんかもマラソンの先導車に電気自動車を使ったりしていますね。

そのほか8輪車で電気自動車でもガソリン車をしのぐ性能を持ったエリーカという車も存在したりします。


ハイブリッドカーは電気自動車への橋渡し的な車、という考えが僕にはあるんですが、運転を楽しめる電気自動車が出るようであれば、車の未来もそう暗くは無いのかな、と思います。
  
タグ :i-MiEVELIICA


Posted by いざお。 at 15:10Comments(0)車関連

2009年06月01日

新型シロッコ登場



パプテマス」ではありません。
あしからず。

フォルクスワーゲンより、13年ぶりにクーペが発売されました。
その名は「シロッコ」です。
アフリカからイタリアにかけて初夏に吹く暑い南風の名前で、シロッコはイタリア語です。
「ギブリ(GHIBRI)」とも呼ばれますが、これはスタジオ・ジブリの元となった名前で有名なのではないでしょうか?

※スタジオ・ジブリの由来はギブリという名前のイタリアの戦闘機ですが、その名前はこのシロッコと同じです。
※宮崎駿監督が「GHIBRI」を「ジブリ」と読み、後に高畑勲監督に「ギブリでは?」と指摘されて、「いや!ジブリだ!知り合いのイタリア人が言ってた!」と言い張ったのは有名?

で、車の方に話を戻しますが、このフォルクスワーゲンから発売されたクーペですが、13年ぶり、先代シロッコが1992年まで生産されていましたので、実に17年ぶりに復活したことになります。

元々、2006年のパリ・サロンで「アイロック」という名前で参考出品されていました。


これが、その時のデザインです。
ここ最近のフォルクスワーゲンの車とコンセプト的には近いんじゃないかと思います。
(僕は三菱ランサーエボリューションXにも似ていると思いましたが)

そんな中、実際に発売されたシロッコですが、随分と丸いデザインになり、フォルクスワーゲン内の他の車とはデザインコンセプトが明らかに異なっています。
これは久々のクーペに対するフォルクスワーゲンの本気なのかもしれません。

現行ゴルフをベースとして作られている為、ゴルフとはかなり性格の異なったデザインにしなければユーザを獲得できないというのもあるかもしれませんが、性能的にもゴルフ以上のものとなっているようです。

日本でのラインアップは、1.4Lツインチャージャー(スーパーチャージャーとターボ)、2.0Lターボの2車種となっています。
価格はそれぞれ392万円と462万円となっており、けっこうな価格設定になっています。
本国では、これに2.0L TDIという自然吸気モデルが存在します。




んー、デザイン的にはかなり好きな部類に入るのですが、いかんせん金額が・・・
これなら、ランサーエボリューションXの方がコストパフォーマンスは良いような気がします。
(ドアの枚数も多いですし)

ただ、やっぱりデザインですね。
性能は1.4も2.0も加給器付きですので、不満に思う事は無いんじゃないかと思います。
あとはやっぱり「外車」という事でちょっと敷居が高いかなぁ、という感じですね。


  


Posted by いざお。 at 19:00Comments(0)車関連

2009年05月22日

新型レガシィ発表



富士重工(スバル)より、フルモデルチェンジしたレガシィの発表が行われました。
ロバート・デ・ニーロが出演するコマーシャルも始まっていますね。
昔から、レガシィのコマーシャルは、大物ハリウッド俳優が起用されていますが、今回のコマーシャルも中々カッコいい作りになっていると思いました。(過去にはケビン・コスナーやブルーズ・ウィリスなどが出演していました)

数年前から始まった、所謂「つり目」デザインをさらに推し進めたデザインとなっています。
フロントグリルのデザインはインプレッサと似たようなものになり、ちょっと前から始まっている「共通化」もそのままにした感じとなっていますね。

スバルと言えば「シンメトリカルAWD」ですが、このレガシィでも当然そのシステムを起用しています。
ボクサーエンジンと呼ばれる、水平対向エンジンは低重心で良いエンジンです。
僕が乗っているランサーと比べた時に、ランサーは一瞬間があるのに対し、インプレッサは即座にノーズがハンドルをきった方向へ向いてくれる、という印象を受けました。

レガシィには、セダン、ステーションワゴン、RVと3種類のラインナップがあります。



これはRVに属する、レガシィ・アウトバックです。
ちょっと前は、「レガシィ」とは特に名乗らず、「アウトバック」という車で発表していたと思いますが、再びレガシィの名前が付きました。
あくまで「レガシィ」である、という事なんでしょう。
ラインナップとしては、フォレスターとちょっと重なってしまいますが、こちらはスバル唯一の6気筒自然吸気ボクサーエンジンモデルが存在します。(昔アルシオーネが積んでました)
ボクサー6はマイルドなエンジン特性になりますので、かなり余裕のある車、という印象を受けるんではないかと思います。

そして、セダンであるB4です。



・・・レクサスGSみたいなリアデザインになってしまいました。
レガシィファンは、先々代モデルやさらにもう1つ前のモデル(WRCに出てた頃のモデル)を好む人が多いのですが、今回のB4は非常に意見が分かれそうなデザインです。
トヨタとの提携が何かしら影響を受けているのか、単に「高級車」というカテゴリーで考えた場合のデザイン流行なのか。

スバルのラインナップとしての「高級セダン」はレガシィしか存在しない為、仕方ない事かと思いますが、先代が正常進化に近いデザインだったのに対し、かなり今までのデザインから離れてしまったのは、ちょっと残念でもあります。

実際に試乗できるようになれば、乗ってみたいとは思いますが、先代ワゴンが個人的にはちょっと足回りが硬い感じがしたことと、オートマチックトランスミッションのマニュアルモードがイマイチだったのが気になっていますので、その辺がどう変わったのかを感じてみたいと思います。
(7速オートマチックよりフォレスターの4速オートマチックのマニュアルモードの方が楽しいと感じました)


先代では大きく高級感を押し出したようなデザインに感じましたが、今回のは悪く言えば「下品」になったような印象を受けます。
良く言えば、「力強さを増した」という感じでしょうか。
ここ数年でスバルのデザインは大きく変わりました。
以前からのスバルファンからは色々な意見が出そうですが、今回は乗り手の快適性を重視しているそうなので、まずは「乗ってみて!」という事なのかもしれません。

個人的には先代の方が好きですね。
  


Posted by いざお。 at 19:30Comments(0)車関連

2009年05月19日

次期WRカー決定?



2010年以降の新WRカーの規定が、ようやく決定したようです。
この新WRカー規定はかなり紆余曲折がありました。
決定しては廃案され、また決定しては廃案され・・・と、そんな中ようやく「これでほぼ確定」というものが決まったようです。
(また廃案にならなきゃいいんですけど)

FIAは以下の発表をしました(一部誤訳があるかもしれません)。
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世界モータースポーツ評議会(以下、WMSC)は、次期ワールドラリーカー(以下、WRカー)の技術的な詳細を発表する。
今回の評議会において、2010年よりWRカーは現在のS2000仕様車をベース車両とし、着脱可能なWRC用アップグレードキットを取り付けたものとし、電子制御パーツ(アクティブ・デフやアンチラグシステムなどを指すのかもしれません)はコスト上の理由で使用不可とする。
アップグレードキットはターボ・吸排気マニホールド、クイックシフト(ステアリングパドルシフト含む)機構、エアロパッケージとしてリアウィング・フロントスポイラーなど考えており、総額3万ユーロ以下での提供を予定している。
このボルトオンキットによりS2000仕様車よりも50馬力程度の出力アップが見込まれる。
そして、このキット装着車はWRCにのみ出場が認められる。
P-WRC(プロダクションカー世界選手権)に関しては、これまで通り、グループN仕様車及びS2000仕様車によって争われる。

また、2009年・2010年は、ラリーアート・イタリーが供給するランサーエボリューションを用いた「ピレリ・スター・ドライバーズ」というイベントを開催する。
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ラリーアート・イタリーと言えば、WRCでもサンレモなどで独自ワークス活動をやってたり、イタリア選手権でも活躍するなど、ラリー活動に熱心なのですが、そこが全面的にバックアップしてくれ、さらにFIAの公式イベントともなると、将来P-WRCやWRCで走る事も夢ではないので、才能ある若手が出てくるでしょうね。
ここ最近、個性のあるドライバーというのがあまり居らず、だんだん人気も下がってきているように見えるWRCですが、ここで一発奮起してほしいものです。

S2000車両となると、欧州ではフィアットやVW、プジョー、シュコダなどかなりのメーカーがマシンを専用マシンを作ってますので、ワークス活動の活発化への起爆剤としてS2000仕様車を選んだのでしょうね。
4WD+ターボという車で競争力がある車、となると世界でも日本のスバルと三菱しか無いのが現状なので、このS2000規定は昨年スバル撤退の余波が多少あるのかもしれません。



ホンダと言えば、F1ですが、日本国内選手権やジムカーナなんかではシビックやインテグラをよく見かけます。
また、日本では未発売のハッチバック車でラリーにも出場しています。
グラベルでの性能は未知数ですが(S2000車両はそこそこ良い成績を残せているようです)、同じような車両であるプジョーやシトロエンを見れば、十分戦えるんじゃないかと思います。

今までのハイパワーターボ+4WDから、若干のパワーダウン感が否めませんが、ひとまず様子を見ていこうと思います。

この決定に最初難色を示していたWRCトップドライバー達も現在の世界情勢を考えた場合、仕方ないかなーといった感じで前向きに考えているようでもありますし、ラリー好きとしては速いラリーよりも見てて面白い、華やかなラリーを求めてると思います。
少ないワークスによるラリーよりも、色々な車が競いあうラリーの方が見ていて面白いと思うんですよね。
90年代とか特にそうでしたし。
最新のグループAラリーカーに混ざって、ミニが出てたり、BMWやポルシェが走ってたり。
それぞれのカテゴリーが混ざって走ってはいましたが、それぞれのカテゴリーでガチンコの勝負をしてたのが面白かったです。
車固有のドライビングテクニックなんかもあって、見ていて非常に華やかでした。

今回の規定変更で、参戦できるメーカーが増えますし、コストも下がりますから、ワークスとしてはちょっと面白くないかもしれませんが、S2000車両を持っているメーカーからすると市販車ベースのトップカテゴリーに参戦できるというのはいいPRになるんじゃないかと思います。

※S2000はホンダのS2000ではなく、S2000というカテゴリーに属しているラリーカーを指します。

S2000車両の一部紹介
アバルト・グランデ・プント S2000


プジョー・207 S2000



50馬力アップとは言え、重量がどのぐらい変わるのかで、S2000車両とのスピード差が出てくると思います。
P-WRCはWRCと同じコースを走る事もありますから、タイムがそんなに変わらなければ、WRCとしての格に関わりますから、ボルトオンキットの性能がかなりのキモなのではないかと思います。


  


Posted by いざお。 at 10:10Comments(0)車関連

2009年05月18日

新型プリウス発売



「ハイブリッドカー」の代名詞的存在であるプリウスがフルモデルチェンジしました。
シルエット的には2代目とほとんど変わらないのですが、細かい点を見ていくとかなり変わっているように思われます。
(バンパー周りやヘッドライトなどが大きく先代から変わっています)

世界的ハイブリッドカーになった2代目から5年8ヶ月ぶりのフルモデルチェンジです。
燃費も38km/Lと先代よりも2.5kmほど伸びています。

エクステリアは先代に比べて15mm長く、20mm広くなっています。
ホイールベースは先代と変わらないようです。
トレッドが前輪で20mm、後輪で40mmも広くなっている為、より安定性が増したと言えるでしょう。

今回驚きなのは、販売価格。先代が最低グレードで233万円だったのに対し、今回は205万円と大幅にプライスダウンしています。
インサイトの影響もあるんでしょうが、プラットフォーム(基礎骨格みたいなもの)にオーリスを使ったりする事でコスト削減が出来たんでしょうか?(これだけでは無いと思いますが)
2代目は専用プラットフォームだったと思います。
2代目の最上位グレードが335万円に対し、最新型では327万円だそうなので、最上位グレードですらもプライスダウンされています。

今回、プラットフォームがオーリスへ変わったという事で、以前はウォークスルーできた前席もセンターコンソールが付く事で分断されていますし、シフトノブなども位置が変わっているようです。
エコドライブモニターなどはセンターメーター内に表示されるようになり、さらにハンドルに配置されたスイッチの状況もセンターメーター内に表示されるようになる事でドライバーの視線移動を抑える役割を果たしています。

今回、エンジン部は排気量が1.8Lにアップされ、馬力・トルクともにアップしています。
モーターもサイズを抑えつつ馬力アップを果たしており、全体として先代の110psから136psへとアップしています。
その恩恵として、高速走行時でも従来より低回転で走る事が出来るようになっている為、静粛性や燃費に役立っていると思われます。

走行モードに「EVモード」というのが加わり、モーターのみで2kmほどの走行ができるモードあるようです。
これなら、本当に近所のスーパーまでの移動なんかに使えますので、ガソリンの節約になりますね。

さらに3代目で新たに加わったものとして、「ソーラーベンチレーションシステム」があります。
屋根に設置されたソーラーパネルで電気を発生させ、青空駐車中の暑くなった室内を自動換気してくれるシステムです。
これ、めちゃめちゃ便利ですよね?
直射日光によるハンドルなどが暑くなるのを防ぐにはサンシェードとかしか防ぎようがありませんが、室内が暑くなるのを防げるというのは海水浴シーズンなんかは重宝しそうです。
また、エアコンを遠隔操作できる「リモートエアコンシステム」もあるので、ますます夏でも快適な車になりそうです。
逆に冬は暖かい状態で乗れるということで、自動車通勤の人には非常に助かる装備ですね。

そのほか、パーキングアシストやブレーキ制御付きクルーズコントロールと、もういたれりつくせりですね。
ほとんど自分で運転しなくてもいいんじゃないか、と思ってしまうくらいです。

2代目から確実に進化している3代目プリウス。
この3代目の機能をざっと見ると、2代目を買うのがバカらしくなってしまいそうです。
2代目より高性能なのに2代目より安いってどういうことですか?
使用しているパーツが十分市場に出回った事で単価が下がっている事もあるでしょうし、自動車業界が厳しいというのも価格に反映されているとは言え、フルモデルチェンジの場合、たいがい性能アップと引き換えに価格も若干上がるのが「当たり前」だと思ってただけに今回のこの値段の低さにはびっくりしてしまいます。


個人的にプリウスの「困った点」というのがありまして、それは「テールランプがまぶしすぎる」という事です。
2代目プリウスのテールランプはLED方式だと思うのですが、ブレーキを踏んだ時に凄くまぶしいのです。
あやまって直視してしまうと残光が残ってしまうくらい。
この光量の調節がある程度出来る、または自動で調節してくれると後続車としては非常に助かるのですが・・・
バックフォグなら、あの光量は分かるのですが、普通のテールランプとしては明るすぎると思うのですが。

そういえば、インサイトが走っているのを見かけましたが、小さいですね。
写真ではプリウスに似ている、と思いましたが、実物は全然違う印象を受けます。
プラットフォームがフィットという事で、確かにその通り小さい車、という印象を受けました。
あれなら、売れないかもしれませんがクーペタイプを出したらかっこいいのになーって思いましたね。
初代インサイトはクーペタイプでしたし。
2Lエンジン+モーター。そこそこ良い車になるんじゃないかと。
シビックハイブリッドじゃん、という突っ込みはしないでください。


スーパー・ハイブリッドカー・プリウス(トヨタのプリウスサイト)
  
タグ :プリウス


Posted by いざお。 at 20:15Comments(0)車関連

2009年05月18日

VWとポルシェの合併難航



ドイツの自動車メーカー、ポルシェとそのポルシェの傘下であるVW(フォルクスワーゲン)の統合の交渉が無期限で停止状態にあるようです。

理由としては、フォルクスワーゲン側は「建設的な話し合いの雰囲気に欠ける」との事ですが、主な理由として、半年間で一気に膨らんだポルシェの純債務(約1兆1500億円)の圧縮をフォルクスワーゲン側は解決できないという事です。

ポルシェ側から債務圧縮の為の提案が出てこない事への不満などが停止状態になった理由なんでしょうか?

何が停止に陥った理由なのか明確な説明は避けているものの、18日に予定されていた会合を「取りやめる」と発表した両社ですが、VW側は上記のような理由を述べていますが、一方ポルシェ側は「両社の協議は継続中で、会合は今後開かれる」と説明しているようで、両者の立場で思っている事がちょっと違うようです。

ポルシェの債務は、かなり深刻な状態になっているようなので、このまま話し合いが行われなければ、ポルシェが保有しているVW株の売却して完全に別会社になるのか、はたまたポルシェを買収してVWを孫会社化してしまう企業が現れるのか、今後どうなるか注目です。

ポルシェは昔からの強力な購買層が存在しているだけに、危機ではあるものの潰れる事は無いと思いますが、債務額を聞くとアメリカの自動車会社といい勝負の額ですので、合併交渉が長引くのは得策ではないと思います。

もうしばらく、注視しなければいけませんね。
  


Posted by いざお。 at 17:10Comments(0)車関連

2009年05月16日

GT-Rがニュルのレコード更新



日産GT-Rの2009年モデルがドイツにあるニュルブルクリンクサーキット(北コース)にて7分26秒70と、2008年に出した記録、7分29秒03を大きく上回るタイムを記録したそうです。

2008年モデルから2009年モデルへの主な変更点として、トランスミッション制御ロジックの見直し、チタンマフラー、アルミホイールなど走行性能に大きく影響を与えるものから小さい性能向上で、総合的に走行性能が上がる見直しがされているようですので、大きなタイムアップに繋がったんだと思います。

コースレコードとしては、Wikipediaを見る限り、現在7位くらいに属していますね。
GT-Rより上位の車種はヴァイパーを除くとどれもスペシャリティーカーに入りますし、ヴァイパーもモデルとしては、一般人が簡単には買えない値段なのを考えると、GT-Rのコストパフォーマンスの高さに驚きます。

発売以降も開発が続けられ着実に進化を遂げているGT-Rですが、2007年モデルや2008年モデルのオーナーが置いてけぼりかというと、きちんと2009年モデルへのバージョンアッププランが用意されているようです。

その中でも「2009年モデル用トランスミッション制御ロジック」については無償提供という事で、日産ハイパフォーマンスセンターに置いて無償にてリプログラミングを受けられます。
効果としては1速2速の変速がスムーズになり、急発進時もストール感無く発進ができるそうです。

お近くの日産ハイパフォーマンスセンターが分からない方は検索ページがありますので、どうぞ。

その他、有償ではありますが、2009年モデルにて追加されたチタンマフラーやアルミホイールなどの購入も出来るようですので、2007年モデルを2009年モデルへバージョンアップさせる事が可能です。

常にバージョンアップを重ねる車というのは、初代から乗っているオーナーにしてみれば、ちょっとずつ速くなっていく愛車を実感できますので、良い事ではないかと思います。
もちろん初代には初代の良さがありますので、最新型オーナーとの交流によって、初代と最新型との乗り比べなんかをしてみるのも面白いかもしれませんね。


この北コースに置いては、日本ではホンダや日産、スバル、三菱といったハイパフォーマンスカーを販売しているメーカーがテストを行っている他、海外メーカーも多くテストを行っている為、一種のベンチマーク的扱いになっているのが近年の状況です。
ニュルブルクリンクでどれだけのタイムを出せるかが、コンペティションを念頭に置いたスポーツカーの使命、のようにもなっていますね。

1位と2位の間が30秒ほどありますので、これを塗り替えるのは結構難しいんじゃないかと思います。


1位のラディカルSR8という車は、見た目はレーシングカーですが、一応市販車です。

日本では、STOという会社がバージョンダウン版SR4(スズキの隼というバイクのエンジンを使っています)という車を販売しています。
車両価格は1000万円オーバーだそうなので、このSR8はさらに高価な車になるんでしょうね。
4月現在でナンバー取得に向けて動いているようですので、このSR8が日本でも走れるようになる日も近いかもしれません。

  


Posted by いざお。 at 12:56Comments(0)車関連

2009年05月11日

ハイブリッド車が販売台数首位に



日本自動車販売協会連合会が5月11日に4月の車名別新車販売ランキングを発表しました。

ハイブリッド車のホンダ・インサイトが1万481台を販売し、軽自動車を除く自動車では首位となったそうです。

ハイブリッド車と言えば、トヨタのプリウスがありますが、インサイトが販売台数で勝ったのは、ずばり価格でしょう。
プリウスが最低価格で233万円(最上位グレード:335万円)なのに対し、インサイトは189万円(最上位グレード:221万円)とかなりの低価格で販売しているからでしょう。
燃費はインサイトが30km、プリウスが30kmから35.5kmとなっており、燃費性能は同等ながらインサイトの最高グレードがプリウスの最低グレードと同じくらいの価格というのが受けているんでしょうね。

※コメントにて指摘を受けましたので、書き直しました※

なぜ、価格差がこんなにあるかというと、インサイトはプリウスに比べて「絶対に必要かと言われるとそうでもない」機能を省いたり、タイヤをエコタイヤではなく、普通のタイヤでさらにインチダウンさせている事などがあるでしょう。

タイヤに関してはほぼ同じものが使われていました。
(雑誌か何かで読んだ記憶あったのですが、記憶違いだった可能性が高いです。すみません)

インサイトは競合となるトヨタ・プリウスに対して価格は若干低めに設定されています。
正直、真面目に調べていませんでした。ちゃんと「情報」として見る方もおられるというのは嬉しい事です。
という訳では無いんですが、真面目に調べて、価格が安くなった理由を再度考えてみました。
コメントにて指摘いただいたエンジンとモーターの組み合わせにも両車には違いがあり、プリウスはエンジンとモーターの組み合わせをコンピュータで管理し、最も燃費がよくなる比率でうまく使い分ける(超低速時はモータのみ通常走行は両方、など)のに対し、インサイトはあくまでエンジンが主として動き、補助的にモーターを追加して使う仕組み(例えば高速走行時など)となっています。

エンジンはプリウスが1.5L(新型で1.8Lに増えるそうです)でインサイトが1.3Lです。
インサイトは小排気量エンジンにモーター動力を追加する事で小排気量の燃費で、中排気量エンジンの動力を得るという思想なのでしょうか。

後付、という意味ではターボやスーパーチャージャーに近い感覚ですが、こちらは燃費はマイナスになりますから、その点モーターは非常に優れている補助動力という事になります。


また、インサイトは5ナンバーサイズにする事で車自体をコンパクトにまとめ、モーターを補助とする事で電池の容量も下げられますから、重い電池の数が減らせて車重にも貢献しています。車重が軽ければ燃費へも好影響ですからね。



排気量も小さいので、ストップ&ゴーが多い街中を走るにはインサイトの方が燃費も良いかもしれませんね。
逆に高速を使って遠出が多い人はプリウスの方が良いでしょう。

用途に分けてハイブリッドを選ぶのも良いと思います。

これも勘違いで、元々「運転のしやすさ」という意味で書こうと思っていたのが、指摘されて気がついたのですが、燃費の話をしていました。

排気量車というのは、街中を運転するのに丁度いい性能なので、運転のしやすさで言うとインサイトの方が良いかもしれない、という事を書きたかったのです
が、プリウスのエンジンとモーターの組み合わせを考えると、運転のしやすさ、という点ではどちらも甲乙つけがたいでしょうね。

以前「WRCもエコ時代」にてブログに書いたのを思い出しました。
インサイトは、このシトロエンが開発したC4 WRC ハイモーションの思想に近いものを感じますね。

今回のランキングですが、プリウスは新型(5月中旬発売予定)がまだ出ていなかった為、インサイトに及ばず21位と低迷してしまいましたが、新型が出ると挽回するのではないかと思います。
なんだかんだで世界で一番売れているハイブリッドカーですから。

いよいよ車販売台数ランキングの上位にハイブリッドカーが進出してきました。
これからは、ハイブリッドカーやEV(電気自動車)などが普通に入ってくる時代になるのでしょうか。
欧州車はラインナップをクリーンディーゼル車にする事でグリーン化を進めているようです。
日本では、マツダが水素自動車に未来を見ているようですし、ホンダや三菱はEVの方にも力を入れているようです。


プリウスに乗ったイメージとしては、後席に乗ったのですが、意外と天井が低くないという事です。
後ろに行くにしたがって天井が低くなるデザインなので、僕のような高身長の人間はキツいかな?と思いきや、結構余裕で座れました。
大人5人乗っても余裕がる車ですね。
インサイトの方も乗ってみないと分からない事があるのですが、5ナンバーサイズという事もあって、後席はやや狭く感じるかもしれませんが、女性やお子様は気にならないんじゃないかな、と思います。

税金の話をちょっとすると、新型プリウスのエンジンが1.8Lになるという事は5000円ほど税金が上がる事になるんじゃないかと思うのですが、年間5000円というとたいした金額では無いかもしれませんが、家電製品の「1年で000円お得!」とかを見ると、ちょっと考え込んでしまう金額かもしれません。(もちろんエコカー減税対象でしょうが、現行から新型へ乗り換えると税金上がらないんですかね?)


さてプリウスとインサイト、非常に見た目が似ていますね。



現在のインサイトは初代インサイトとは正直似ていない車で、どちらかというと現在のプリウスに似ている車です。
そこで「ホンダはトヨタの真似をした」と思われている人もいると思いますが、初代プリウスはこれまた現在のプリウスとは似ていません。
では、初代と2代目で何が変わってきたのかを考えると、おそらく空力テクノロジーなのではないかと思います。
空力テクノロジーとは、走行中の車の空気の流れを計算する技術と考えてもらうと良いと思います。
空気抵抗が減ればそれだけ使用するガソリンの量も減らせます。

何かのサイトか雑誌かで、インサイトをデザインした人に「プリウスに似ていますね」という質問をしていました。
たしかにシルエットは似ています。

帰ってきた答えは・・・

「5人乗れて、燃費をよくするために空気の流れを突き詰めていくと、こういう形に落ち着くんですよ」

なるほど、と思いました。
F1を観るとよく分かりますね。
空気の流れを重視するモータースポーツの1つである、F1のF1マシンってどのチームも大体似たような形になっています。
空気の流れを効率よくし、尚且つ直線も速い車を作るとああいう形になるんだと思います。
(最近のF1はルールで形がかなり制限されているので、それで似てくるというのもありますが)

話を戻します。
インサイトもプリウスも5人乗り、ある程度の荷物が積める、燃費が良い車、という条件を満たす車として考えた場合に現在のテクノロジーではああいう形が理想になるんでしょう。

ハイブリッドカーをお考えの皆さん、今ならインサイトが良いかもしれません。
ただ、プリウスの新型はさらに燃費がよくなっていますし、燃費という点で言えばプリウスに軍配が上がります。
そして型落ちになる現行プリウスの値下げ幅。
現行プリウスでも十分燃費も良いですし、ハイブリッドカーとしては、かなり高性能です。
悩みは尽きませんね。

  


Posted by いざお。 at 20:30Comments(2)車関連

2009年05月11日

Jバトン、今期4勝!



ヨーロッパラウンドに戻ってきたF1の初戦である第5戦、スペイングランプリがバルセロナにある、カタロニアサーキットにて行われました。
優勝はブラウンGPのジェンソン・バトン選手。
予選1位でしたが、スタート直後に僚友である予選3位のルーベンス・バリチェロ選手に先行を許しましたが、バリチェロ選手は3ストップ作戦だった為、ガソリン量が少なかった為にスタートが速かったようです。
バトン選手は2回ストップだった為、途中でバリチェロ選手を抜いてトップに返り咲き、そのままゴールしました。

これで今期5戦終えて4勝です。
まだまだ先は長いので、安心は出来ませんが、今年最もチャンピオンに近い男である事には間違いありません。

ブラウンGPは昨年までホンダと名乗っていましたが世界不況の波でホンダが撤退、エンジンをメルセデス・ベンツに切り替え、スポンサーもほとんどない真っ白なマシンで開幕戦を迎えました。
その開幕戦でもポールtoウィン。

第3戦中国グランプリで勢いを増したレッドブルのセバスチャン・ベッテルも今回はあまり良い結果は残せませんでしたが、それでもレッドブル勢は3位4位と上位につけてきました。

大きくレギュレーションが変わった2009年、ブラウンGPとレッドブルによる2強時代の始まりか?とも言われていますが、今回はフェラーリも予選4位と2強に大きく割って入ってきたので、まだまだ分かりません。
それでもブラウンGPがここまで速いとは正直誰も思ってなかっただけに、びっくりです。

次選はモナコです。
公道コースは超テクニカルコースですので、マシン性能に加えてドライバーの技術が重要になります。

F1マシンのデザインは正直かっこ悪いと感じますが、中々面白いレースが見れそうです。


  


Posted by いざお。 at 14:29Comments(0)車関連

2009年05月07日

VWとポルシェが合併



5/5に大メーカーの買収劇という内容を書きましたが、その中の1つフォルクスワーゲンが親会社であるポルシェを買収しようとしていたんですが、両社の話し合いの末、合併して新会社を設立する、という事で一致したようです。
ポルシェとしては現在会社の経営が厳しい中では買収されるという屈辱を味わずに済みますし、フォルクスワーゲンとしてもポルシェ傘下ではなく、対等な立場に昇格しますので、両者にとってメリットのみが残った感じですね。

現在、ポルシェ傘下の企業としては

・フォルクスワーゲン

だけなのですが、フォルクスワーゲンとしては、多数のブランドを抱えています。
大きく「フォルクスワーゲン部門」と「アウディ部門」に分かれています。



フォルクスワーゲン部門
・フォルクスワーゲン
・シュコダ(元はチェコの自動車会社でWRCにワークス出場してました)
・ベントレー(元はイギリスの高級車で有名です)
・ブガッティ(元はフランスの会社でヴェイロンという世界最速の車を生み出したりしています)

アウディ部門
・アウディ(元はドイツの会社でル・マンで連続優勝しているメーカーです)
・セアト(元はスペインの会社でシュコダ同様WRCにワークス出場していました)
・ランボルギーニ(元はイタリアの会社でフェラーリと並ぶスーパーカーメーカーです)

「フォルクスワーゲン」とは日本語訳としては「国民車」にあたります。
アドルフ・ヒトラーによって、指示された最初のフォルクスワーゲン、タイプ1はビートルという愛称で、今も親しまれているのは有名ですよね。現在は2世代目に当たるニュー・ビートルが有名ですが。
その、初代ビートルであるタイプ1を設計したのが、ポルシェの創始者であるフェルディナント・ポルシェなのです。
ポルシェとフォルクスワーゲンは現在とは親子関係が逆なわけですね。
そりゃ、フォルクスワーゲンとしては、面白くないでしょう(経営陣がそう思っていたかどうかは別ですが)

今後は、新会社の元、すべてのブランドを別会社(グループ内別会計という意味でしょう)として再編成していくようです。
個人的にシュコダのデザインは結構好きなのですが、日本では代理輸入をしてくれる業者が以前あったくらいで、正式な販売ルートが無いのが寂しいです。

WRC時代のシュコダとセアトです。

シュコダ・ファビアWRC


ラリージャパンにも初年度か2年目かに参戦してきていました。
今でもヨーロッパのラリーでは見かける事がありますが、ワークス活動は現在はしていません。
昔から参戦していたメーカーで、F1でいうミナルディ的存在でした。
撤退前は、そこそこベストタイム上位に出てきたりと明るい兆しが見えていただけに残念です。

セアト・コルドバWRC


WRカーデビュー時は「まっすぐ走らない」で有名だった車だったのですが、フランス人名ドライバーであるディディエ・オリオール(写真左のハゲの人)の手によって改良されていき、これまた撤退前にはそこそこ戦力になる車になっていってました。
セアトはWRCの下位クラスF2の方でもイビーザという車で参戦してましたが、こちらはWRCよりも良い成績を残していたと記憶しています。

  


Posted by いざお。 at 12:00Comments(0)車関連