ゲーマーからレーサーへ。

いざお。

2009年05月11日 16:00



5月3日にイギリスのシルバーストンサーキットにて開催された「GT4欧州選手権2009」の第1-2戦にて、ルーカス・オルドネス選手(23歳)が3位入賞したそうです。

このルーカス・オルドネス選手ですが、2008年にグランツーリスモ5プロローグを使った「GTアカデミー」というゲームの世界選手権が開催され、ルーカス選手はその時ドイツ人でタクシードライバーのラース・シュロマーさん(28歳)と優勝したそうです。
優勝者には本物のGT4マシンでのレース参戦の権利が与えられ、4ヶ月間特訓を受けた後に実際のレースに参戦しての今回の3位入賞です。

ニュース詳細はレスポンスにて。



車は先代フェアレディZで「日産プレイステーション」チームからの出場となりました。

ちょっと前のブログでも書きましたが、F1ドライバーの中にもテレビゲームでコースレイアウトを覚えたりする人がいるようですので、この3位入賞という結果は、グランツーリスモを開発している人達にとって、非常に喜ばしい事なのかもしれません。
グランツーリスモはシミュレータ要素を強くしたゲームですので、それがきちんと証明された、という事になりますね。

たった4ヶ月で3位入賞?
と思いましたが、よく記事を読むと、元F1ドライバーのジョニー・ハーバート氏やその他有名ドライバーの特訓を受けているとの事で、それならば納得かな、と思いました。
優秀なコーチが付くことで優秀な選手が育つのは、よく聞く話ですし。
もちろん、本人の努力や才能もあるんだと思います。

たかがゲーム、と侮れなくなってきましたね。


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