2006年12月12日
Word

Microsoft Word。
かなりの数の人が使っているのではないかと言われている、ワープロソフトです。
なかなか使い方が難しく、コレを軽々と使いこなしている人を見ると、本当に尊敬してしまいます。
でも、今回はセキュリティのお話です。
このwordに深刻な脆弱性が見つかったようです。
Wordドキュメントを処理した際に起こる詳細不明のエラーに付随する脆弱性を悪用して、攻撃者がユーザーのシステムにリモートアクセスするために悪用するおそれがあるとの事です。
つまり、この脆弱性を突かれた場合、リモートアクセスが可能となってしまい、誰か知らない人に自分のパソコンを乗っ取られるそうです。
怖いですねー。
ひとまず、怪しいword文書の添付ファイルを開かないようにすれば問題はありません。
これとは別に以前に見つかっているwordの脆弱性は本日の月例パッチにてマイクロソフトより提供されますので、「Microsoft Update」を使用すれば自動的にパッチが適用され、アップデートが行われます。
昔からそうですが、脆弱性というのは常に存在しているものですが、その脆弱性を突かれて被害が出るには、知らないファイルを開いてしまうという悲しい人間の習性が一番危険なんです。
「開くな」と管理者に言われてもついつい開いてしまう…
開いてしまってからでは、なにもかも遅いです。
知らない人から送られてきたファイルは開かない。
ウィルス対策ソフトウェアを導入する。
ある程度はメーカー側も対応をしてくれますが、結局最後は自分の意識です。
ちなみに、対象のバージョンは以下の通りだそうです。
Word 2000
Word 2002
Word 2003
Word Viewer 2003
だそうです。
該当するWordをお使いの方はうかつに変なファイルを開かないようにしましょう。
Posted by いざお。 at 18:14│Comments(0)
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