富士重工(スバル)より、フルモデルチェンジしたレガシィの発表が行われました。
ロバート・デ・ニーロが出演するコマーシャルも始まっていますね。
昔から、レガシィのコマーシャルは、大物ハリウッド俳優が起用されていますが、今回のコマーシャルも中々カッコいい作りになっていると思いました。(過去にはケビン・コスナーやブルーズ・ウィリスなどが出演していました)
数年前から始まった、所謂「つり目」デザインをさらに推し進めたデザインとなっています。
フロントグリルのデザインはインプレッサと似たようなものになり、ちょっと前から始まっている「共通化」もそのままにした感じとなっていますね。
スバルと言えば「シンメトリカルAWD」ですが、このレガシィでも当然そのシステムを起用しています。
ボクサーエンジンと呼ばれる、水平対向エンジンは低重心で良いエンジンです。
僕が乗っているランサーと比べた時に、ランサーは一瞬間があるのに対し、インプレッサは即座にノーズがハンドルをきった方向へ向いてくれる、という印象を受けました。
レガシィには、セダン、ステーションワゴン、RVと3種類のラインナップがあります。
これはRVに属する、レガシィ・アウトバックです。
ちょっと前は、「レガシィ」とは特に名乗らず、「アウトバック」という車で発表していたと思いますが、再びレガシィの名前が付きました。
あくまで「レガシィ」である、という事なんでしょう。
ラインナップとしては、フォレスターとちょっと重なってしまいますが、こちらはスバル唯一の6気筒自然吸気ボクサーエンジンモデルが存在します。(昔アルシオーネが積んでました)
ボクサー6はマイルドなエンジン特性になりますので、かなり余裕のある車、という印象を受けるんではないかと思います。
そして、セダンであるB4です。
・・・レクサスGSみたいなリアデザインになってしまいました。
レガシィファンは、先々代モデルやさらにもう1つ前のモデル(WRCに出てた頃のモデル)を好む人が多いのですが、今回のB4は非常に意見が分かれそうなデザインです。
トヨタとの提携が何かしら影響を受けているのか、単に「高級車」というカテゴリーで考えた場合のデザイン流行なのか。
スバルのラインナップとしての「高級セダン」はレガシィしか存在しない為、仕方ない事かと思いますが、先代が正常進化に近いデザインだったのに対し、かなり今までのデザインから離れてしまったのは、ちょっと残念でもあります。
実際に試乗できるようになれば、乗ってみたいとは思いますが、先代ワゴンが個人的にはちょっと足回りが硬い感じがしたことと、オートマチックトランスミッションのマニュアルモードがイマイチだったのが気になっていますので、その辺がどう変わったのかを感じてみたいと思います。
(7速オートマチックよりフォレスターの4速オートマチックのマニュアルモードの方が楽しいと感じました)
先代では大きく高級感を押し出したようなデザインに感じましたが、今回のは悪く言えば「下品」になったような印象を受けます。
良く言えば、「力強さを増した」という感じでしょうか。
ここ数年でスバルのデザインは大きく変わりました。
以前からのスバルファンからは色々な意見が出そうですが、今回は乗り手の快適性を重視しているそうなので、まずは「乗ってみて!」という事なのかもしれません。
個人的には先代の方が好きですね。