電気自動車が市場へ。

いざお。

2009年06月05日 15:10



今日は「世界環境デー」です。
1972年12月15日に国連総会にて制定されました。

テレビでも、環境保全に関する番組やコマーシャルをやっていますね。

そんな世界環境デーに、次世代エコカーと言われる「電気自動車」の市場投入が三菱自動車より発表されました。
車の名前は「i-MiEV」(アイ-ミーブ)です。
現在発売されている軽自動車「i」(アイ)と見た目はほぼ同じで、ガソリンエンジンの変わりにモーターが搭載されています。

写真は、三菱自動車が電力会社向けにテスト用として貸与しているi-MiEVを福岡市内で撮影したものです。
それぞれの電力会社用の塗装がほどこされ、九州電力は白と青の構成となっています。
(九州電力にはこのi-MiEVの他にもトヨタのRAV4の電気自動車版も存在しています)

なぜ「発売」ではなくて「市場投入」かといいますと、まずは企業や自治体向けにリース商品として投入されるからです。

気になる個人向け販売は2010年4月頃で、受付開始が2009年7月からだそうです。

ハイブリッドではまだまだガソリンを多少使用しますが、このi-MiEVは電気のみで走行します。
よって、排出ガスが無いため、非常にクリーンな車として注目を集めています。
(電気を作る為には、どうしても排出ガスが出ますので、100%クリーンな乗り物とは言えない、という意見もあるでしょうが)

ただ、車として考えると、軽自動車規格ですので、やっぱり狭いです。
体の大きな人では長距離はちょっとツラいでしょうね。
電気自動車の課題としては、より低電力かつ軽量でパワフルなモーターの開発が必要になってくるのかもしれません。
当然バッテリーの重量や容量も課題となると思います。

三菱の他には、ホンダなんかもマラソンの先導車に電気自動車を使ったりしていますね。

そのほか8輪車で電気自動車でもガソリン車をしのぐ性能を持ったエリーカという車も存在したりします。


ハイブリッドカーは電気自動車への橋渡し的な車、という考えが僕にはあるんですが、運転を楽しめる電気自動車が出るようであれば、車の未来もそう暗くは無いのかな、と思います。

関連記事