2008年10月08日
WRCもエコ時代?

シトロエンC4 WRC ハイモーション4
エンジンとモーターの組み合わせというのは最近のハイブリッドカーと同じですが、一応コンペティション目的の車なので、エンジンは2リッターターボの320馬力でモーターは167馬力もするものを搭載しています。
エンジンは前輪を担当し、モーターは後輪を担当。
組み合わせは4種類で、
・エンジンのみ
・エンジンと回生ブレーキ(いわゆる充電)
・モーターのみ
・エンジンとモーター
用途しては、SS(競争区間)では、エンジンとモーターのツインエンジン状態で一番馬力が出る状態で走行し、SSとSSの間の一般道走行時はモーターのみで走行、または充電しながら移動などを組み合わせる事で、今よりもエコなラリーが行えるという、ラリー自体のルールにも適用できそうなシステムです。
例えば、このSSはモーターのみで走りなさい、とか、ここはエンジンのみで走りなさいとか。
モーターのみで走るSSの前の一般区間では回生ブレーキを使って充電しないと、SSを走り切れなかったりしますので、結構頭脳戦にもなりそうな感じで、これは良い事だなぁ、と個人的には思います。
シトロエンと言えば、フランスの3大自動車メーカー(残り2つはルノー、プジョー)の1つですが、ここ最近、デザインが急に洗練されてきたり、面白い企画をやったりして、気になる企業になってきてます。一昔前まではちょっとアクのあるデザインが多いメーカーでしたが、ここ最近のデザインアイデンティティは、万人に好かれそうなデザインで非常に良いですね。

このカラーリングは、現在のホンダが以前BARというチームだった頃に2銘柄のタバコブランドを1つの車にカラーリングしてたのを思い出せます。
コンペティションとエコ。
一見、相反する目的ですが、WRCのようなフィールドならば共存できそうな気がします。
ハイブリッドWRカー、というクラスを作るか、ハンデを設けるかしないと、なかなかショウビジネスとしては成り立たないかもしれませんね。
企画としては面白いんですが、追従するメーカーが余り無いような気がします。
スバルはトヨタと技術提携しているので、ハイブリッド技術をトヨタから受ければ、そこそこいい車になるかもしれませんね。
Posted by いざお。 at 20:13│Comments(1)
│車関連
この記事へのコメント
突然すいません。
いやー、今の日本の純粋な資本の車メーカーで、生きる残るのは、トヨタとホンダだけかもしれませんね。
寂しいですよ。
いやー、今の日本の純粋な資本の車メーカーで、生きる残るのは、トヨタとホンダだけかもしれませんね。
寂しいですよ。
Posted by 月さん
at 2008年10月08日 20:32
