2009年04月10日
アルファロメオ 8C

MiToと同時期に発表されました、「8C」です。
ここ数年、アルファロメオはセダン、ステーションワゴン、3ドアハッチバックを主に生産してきましたが、この不況下に大決断なのか、2006年に量産型を発表した際のロードマップ通りに発売したのかは謎なのですが、久しぶりの2シータークーペです。
デザインはMiToと同じく、丸目に変わりました。
以後のアルファロメオは、しばらくこのデザインで通していくんでしょうかね?
ポルシェなんかに目元は似てますが、全体的なラインはTVRに近いような気がします。

特にリアのからは、TVR・タモーラにラインや雰囲気が似ているなぁ、と思いました。

ラインのうねりはTVRの方がより有機的ではあるんですが、コンセプトというか雰囲気というか。
アルファロメオは現在イタリア最大の自動車会社フィアットの傘下に入っており、2シータークーペと言えば、同じ傘下のフェラーリや、さらにその傘下のマセラティも持っているため、一見車種がぶつかってしまい、グループ企業で客層がかぶらないようにする日本の企業とは違うなぁ、と思います。
まぁ、グループ会社とは言え、各メーカーのデザインの方向性や車のあり方がすべて違うので成立しているんでしょうが、こういう部分を見るとヨーロッパの車文化が非常に古く、根本に根付いているんだなぁと思わせられます。
日本だったら「なんで系列メーカーで同じような車出すの?」って言われますもんね。
どのメーカーもある欧州メーカーを目標デザインにしてしまっている為だと思います。
そして、強烈過ぎる個性は、あまり受け入れられないという土壌がある為かもしれません。
でも日本人は外車が好きなんですよね。
難しい民族です(笑)
さて、この8Cは世界で500台だけを生産する限定車なのだそうですが、このクーペに加えてオープンも出るようなので、同じ車種という意味ではもうちょっと台数は増えるようですが、希少なのには違いありません。
日本にも輸入され、アルファロメオ好きの富豪の方が買ってくれるでしょう。
福岡でも誰か買ってくれませんかね。
乗ってみたい、とは思いますが、まずは本物を見てみたいです。
Posted by いざお。 at 15:10│Comments(0)
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