2006年11月14日
Macです
「パソコンです。」「Macです」とお笑いコンビ、ラーメンズが出演するCMが放映されてます。
パソコンはスーツ姿。
Macはラフな格好。
Macはとっつきにくくないですよ、というイメージなんでしょう。
でも中身は同じ「人間」です。
Macは、以前から噂されていたintelアーキテクチャの採用に踏み切りました。
intelアーキテクチャとは、以前より「パソコン」が採用しているコンピュータの骨格の種類の1つです。
以前のMacは古くは68000系と呼ばれるCPUで構成され、最近ではPS3で話題になっているCELLプロセッサのメインコアであるPowerPCと呼ばれるCPUを中心に据え置いた独自のアーキテクチャ(便宜的にMacアーキテクチャと呼びます)を採用していました。
MacはAppleという会社が作っていますが、Appleは以前からMacとパソコンと比較して優位性を訴える宣伝を行ってきました。
当事はMacアーキテクチャのハードウェア性能の高さを前面に押し出した形のコマーシャルを行ってしましたが、昨年からパソコンと同じintelアーキテクチャも採用するようになりました。
要するに人間でいう骨格や筋肉の付き方などの基本がパソコンと同じになったのです。
つまり、基本身体能力は同じになったというわけです。
こうなると、パソコンとMacのハードウェア性能比較が成り立ちません。
そこで、MacのGUIの使いやすさを前面に押し出した今回のCMのような比較になったんだと思います。
出演しているラーメンズのコントを見た事がある人が見ると今回のMacのCMは「ラーメンズのコント」という視点で見てしまう為、特にMacに対しての特別な感情は沸かないと思いますが、これからパソコン、またはMacを買おうと思ってる人にとっては、このCMでMacへの購買意欲が多少は影響があるんじゃないかと思います。
じゃあ、Macは本当に個人ユースで使える機械なのか?
となると個人的にはちょっと疑問です。
「ネット」と「メール」だけであるならば、オシャレなMacはインテリアとしても十分カッコイイのでいいんじゃないかと思います。
価格性能比でパソコンとMacを比較すると、どうしてもMacは割高です。
顧客が少ないので、それが価格に跳ね返るのは当然ですね。
ただ、「見せるコンピュータ」と考えるとMacほどプラスに働くコンピュータは無いんじゃないかと思います。
デザインや書籍関連の職業の方は必然的にMacで作業を行う(書籍やデザイン関係のツールはMacの方が充実している)事が多いので、使い慣れたMacをプライベートでも使っている人は多いと思います。
逆にソフトウェアの開発などはパソコンの方が環境が揃っているので、エンジニアやプログラマはプライベートでもパソコンを使う事が多いです。
結果的にどっちがすばらしいのか?
という結論は、今の所出ないんじゃないかと思います。
少なくとも、これからの時期、もっとも活用されるソフトウェアである「年賀状印刷ソフト」はMac対応のソフトウェアはあまり無いのではないかと思います。
そういう一般ユーザに向けたソフトウェアが充実してくると今のMacとパソコンのシェアが逆転する日が来るのかもしれませんね。
Posted by いざお。 at 15:50│Comments(1)
│パソコン
この記事へのコメント
初めまして!
昔MACを使っていて、やむなく98年からウインドーズを使用している素人経営者ですが(笑)、今度マックのキーノートのプレゼンを作成してみたくて、MACを購入し(マックノート)ウインドーズのOSも走らせようと企てておりますが、WSと比較するとPCは格安だと思ってましたが逆なんですか?
マックプロが高いのでしょう?
通常のマックノートはとても安いと思ってましたので、また教えて戴くと嬉しいです!
昔MACを使っていて、やむなく98年からウインドーズを使用している素人経営者ですが(笑)、今度マックのキーノートのプレゼンを作成してみたくて、MACを購入し(マックノート)ウインドーズのOSも走らせようと企てておりますが、WSと比較するとPCは格安だと思ってましたが逆なんですか?
マックプロが高いのでしょう?
通常のマックノートはとても安いと思ってましたので、また教えて戴くと嬉しいです!
Posted by 株式投資サロンを福岡から全国に拡げる社長のブログ at 2006年11月14日 21:07